英会話の超初心者は何から始める?挫折しない4つの学習ステップ

参考書やYouTube、英会話教室などいろいろな方法を試しても、英語が身についた実感がないまま振り出しに戻ってしまう方は多いのではないでしょうか。

英語が身につかなかったのは努力や才能が足りなかったからとは限りません。多くの場合、学習の進め方に原因があります。

この記事では中学英語から学び直す必要がある英会話の超初心者に向けて、これまで挫折してしまった理由を整理したうえで、英文法・単語・リスニング・スピーキングそれぞれの具体的な学習方法を紹介します。

英会話の超初心者が何度も挫折してしまう理由

超初心者が英語学習を続けられない理由には、いくつか共通するパターンがあります。どれも意欲が足りないから起きるのではなく、学習の進め方によって起きるものです。

教材を変えても英語が身につかない

おすすめの教材を試し上達を実感できなかったり分からない部分に直面したりすると、別の教材を探し始めてしまいます。

この繰り返しで、いつまでも学習が積み重なりません。問題は教材の良し悪しよりも、分からない部分を解消しないまま次へ進んでしまうことにあります。

英文法を理解したつもりになっている

参考書を読んで理解できたと思っても、実際に問題を解くと間違えることがあります。知識として理解することと、実際に使えることは別の力です。

聞くだけ、覚えるだけで終わっている

英語を大量に聞くことや、会話表現を暗記することにも効果はあります。ただし語彙や文法が不足している状態では音声を聞いても意味を理解できず、覚えたフレーズも想定外の質問には対応できません。

英会話教室に通っても、講師の英語が分からず質問もできないまま終わってしまうというケースもあります。

3つのパターンと、見直したいポイントを整理すると次のとおりです。

つまずきのパターン 起きていること 見直したいポイント
教材を変え続ける 分からない部分が解消されず、学習が積み重ならない 一つの教材で、分からない部分をつぶしながら進める
理解したつもりになる 読んで分かっても、問題を解くと間違える 問題を解き、使える状態まで練習する
聞くだけ・覚えるだけ 知識が足りず、聞いても意味が取れない 文法と語彙の土台を先に固める

 

すでに学習を続けているのに伸び悩んでいる方は、原因を7つの観点から整理した以下の記事も参考にしてください。 

関連記事:英会話がいつまで経っても上達しない7つの原因|会話量を増やす前に見直したいこと

英会話の超初心者は何から始める?4つの学習ステップ

ここからは英語壱番での指導経験をもとに、超初心者が取り組みたい4つの学習ステップを紹介します。

これは説明上の順序であり英文法を完全に終えてからリスニングを始める、という意味ではありません。並行して進めながら少しずつ積み上げていきます。

① 英文法はbe動詞から理解度を確認する

学び直しの第一歩は、自分がどこまで英文法を理解しているかを確かめることです。特にbe動詞は基本的な内容に見えますが、実際の指導では次のような誤りがよく見られます。

  • Is those men ...?(正しくは Are those men ...?)
  • Are your mother busy…?(正しくはIs your mother busy?)

 

どちらも主語の単数・複数とbe動詞が一致していない例です。be動詞と一般動詞を混同してしまう方もいます。

そのためbe動詞から順番に理解度を確認し、空所補充・並び替え・日本語を見て英文を作る問題などに取り組みます。

英語壱番では、生徒の状況に応じて週100問程度を出題することもあります。間違えた部分は、単語や出題形式を変えながら繰り返し練習します。最終的には、学習した文法を実際の会話で自然に使えるようになることを目指します。

② 単語・熟語は意味を覚えてから英文の中で定着させる

知らない単語ばかりの英文を読んでも内容は十分に理解できません。まずは単語帳で、学習する単語や熟語の意味をある程度把握します。

そのうえで短い英文の空所補充問題などに取り組み、文の中で意味を確認します。このとき、英文は学習済みの英文法だけで組み立てられたものを使うのがポイントです。

単語帳で覚えた意味を文脈と結びつけ、繰り返し確認することで記憶が定着していきます。

③ リスニングは聞き取れない原因を確認する

リスニングで大切なのは、なぜ聞き取れないのかを把握することです。英語壱番では学習者の英語力に合った教材を使い、次の順序で進めます。

  1. 音声だけを聞き、どの程度理解できるかを確認する
  2. スクリプトを見ながら聞き、英文を読めば理解できるかを確認する
  3. 語彙や文法が不足していれば、その知識を補う
  4. 読めば分かるのに聞き取れない場合は、音の変化を確認して実際に発音してみる
  5. 音読を繰り返す

 

聞き取れない原因が知識不足なのか、音の問題なのかによって、取り組むべき練習は変わります。

④ スピーキングは習った文法を使える話題から始める

超初心者に最初から自由な英会話を求める必要はありません。たとえば現在形しか学んでいない段階で、過去の出来事を説明するのは難しいものです。

現在形を学んでいる段階なら、次のような話題を使います。

  • 普段は何時に起きるのか
  • 普段は何をしているのか
  • ある物がどこにあるのか

学習済みの文法と語彙を使う場面を意図的に設定し、学習が進むにつれて話題を広げ、徐々に自由な会話へ移っていきます。

また、No way! や Not really. のような慣用表現は専用のノートにまとめ、日本語を見た瞬間に英語で答えられるよう練習します。

習った文法と表現を会話の中で繰り返し使うことで、少しずつ自分の言いたいことを英語で表現できるようになるでしょう。

英会話の超初心者が今度こそ挫折しないための3つのポイント

学習方法が分かっても、続けられなければ英語は身につきません。ここでは、これまで挫折してきた方が今度こそ続けるために意識したい3つのポイントを紹介します。

① 苦手な部分を繰り返し練習する

自分の理解度に合った問題を使い、苦手な部分を繰り返し練習します。以前は間違えていた問題が解けるようになると、知識の定着と同時に自分の成長を実感できます。

間違えた問題に印をつけておき数日空けてから解き直すのも、本当に身についたかを確かめる一つの方法です。

② 間違いを恐れず、実践と修正を繰り返す

文法を理解していても、実際の会話でうまく使えるとは限りません。会話やライティングで実際に使い、間違えた部分をその場で修正し、同じ文法や表現を使う場面を繰り返し設定します。

実践する → 間違える → 修正する → 再び実践する

この繰り返しによって、学んだ表現を自然に使える状態に近づいていきます。

③ 小さな目標を設定し、成長を実感する

月ごとに何を学び、何ができるようになるのかを明確にします。文法とできるようになることを結びつけると目標が具体的になります。

学ぶ文法 できるようになることの例
be動詞 自分や身近な人、物について説明する
一般動詞の現在形 普段の生活や習慣について話す
現在形の疑問文 相手の普段の生活について質問する
過去形 週末や休日の出来事について話す

 

目標を達成できたら以前より改善した点を確認します。できなかった部分に加えて、できるようになった部分にも目を向けることが、学習意欲の維持につながります。

まとめ|超初心者こそ基礎から学び直すことが大切

英語学習で何度も挫折してきた方も、学習の進め方を見直すことで上達につながる可能性があります。大切なのは自分の理解度を確認し、知識の習得・反復・実践を一つずつ積み重ねていくことです。

独学に難しさを感じている場合は、理解度に合わせて指導してくれる教室を検討するのも一つの方法です。英語壱番では、名古屋・金山での対面レッスンに加え、オンラインでも大人向けのマンツーマン英会話レッスンを行っています。

中学英語から学び直したい方や、これまでの学習方法を見直したい方は、無料カウンセリングで現在の英語力や学習目標についてご相談ください。 

投稿者プロフィール

Tommy
Tommy英語壱番 代表
幼少~高校まで語学に興味はなく、大学時代に一念発起し、英語力に磨きをかける。卒業後、某メーカーの海外営業としてインドネシアに駐在し、東南アジアに位置するメーカーに製品の提案、販売に従事。現在は対面、オンラインの双方にて英語を教えている。カナダと中国に留学経験あり。英語のほか、中国語、インドネシア語も堪能。
資格:TOEIC 970、HSK 6級