英語の独学は無理っす

こんにちは、英語壱番(えいごいちばん)です。

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「英語 独学 難しい」

「英語 独学 効率悪い」・・・

などのキーワードを検索し、当ブログを見つけられた方、ようこそお越しくださいました。

このブログは「初心者さんに英語の独学はおすすめしない」という観点で記載しております。

さて、「英語は独学でも身につくのか?」といった質問を時折いただきます。

この質問に対する回答ですが、初心者さんが英語を独学で身につけるのはとても非効率です。

これは英語のみならずスポーツや、音楽などでも言えるかと思います。

どのような点で非効率かというと、以下の3点からです。

・独学は無駄な時間がかかる

・独学はお金を捨てている

・独学はモチベーションが保てない

これらを一つずつ見ていきたいと思います。

独学で英語の勉強を始めようとしている英会話の初心者の方や、既に独学しているがきついと感じている方にとって、この記事がお役に立てれば幸いです。

独学は無駄な時間がかかる

初心者さんが独学で英会話を上達させようとすると、途方もない時間がかかります。

そもそも何から手をつけたら良いか分からないはずです。

「英会話スクールは金額が高いので、ネットで独学のやり方を調べてみたが、いろんな教材や勉強法の紹介にぶち当たり、どれを選べば良いのかわからない・・・」

こういったことをよく耳にします。

よくも悪くもネットには情報が散乱しています。

そういった情報の海から「どの勉強法・教材が自分に合っているのか」探し出すには、ある程度「目利き能力」がないと難しいです。

ここでいう「目利き能力」とは、「英語力」のことです。

目利き能力のない状態でネットのレビューのみを頼りに教材や勉強法を選定すると沼にはまります。

タチの悪いことに自分が沼にはまったのか、なかなかその違和感に気付けないのです。

具体的には、「あれ、もしかしてこれ・・・自分に合ってないかも?」といった違和感です。

だいたいこの違和感に気付くまでに、数週間~数ヵ月は時間を要します。

違和感に気付き始めると、徐々にその勉強法や教材を使うモチベーションが低下します。

そうして、また別の勉強法や教材をネットなどで探し始めます。

このように、「①探す→②学習する→③違和感を感じる→④また探す」を繰り返してしまう。

この「探す時間」や「(合っていない教材や勉強法で)学習する時間」が非常にもったいないのです。

少しでも上達に繋がらない時間は無駄な時間です。

特に「探す」という時間は非生産的でしかない。

You TubeやAmazonのレビューを参考にしたり、書店で実物を確認したり、全て「探す」時間です。

しかしながら、これを繰り返してしまう初心者さんが多いのです。

そういった初心者さんにたくさん出会いましたし、実はかくいう私も初心者の頃はそうでした。

英語は上達しないのですが、勉強法や参考書には詳しくなっていくのです。

独学はお金を捨てている

上述したように、教材を探しては買い、探しては買い・・・を繰り返します。

買わなくても良い教材を買っていることになるので、これは余分な出費と考えて良いでしょう。

1冊1,500円の教材を5冊買って全て途中で挫折した場合、計7,500円は無駄な出費となります。

「なんだ、たったの7,500円か」

そう思われた方、ご注意いただきたいのはここからです。

教材を探したり、無駄な学習をしている時間をも「お金」に換算いただきたいのです。

仮にこの「無駄な時間」を本業やら副業などにあてることができたらどれだけ稼げていたでしょうか?

例えば、あなたの時間給が2,000円ほどとします。

ここでは以下の4点を「余分な時間」と定義します。

・勉強法を探す時間

・教材を探す時間

・上達に繋がらない学習を続けている時間

・文法など疑問が出た際にGoogleなどで検索する時間

初心者さんが独学を選択した場合、以上の4点において「余分な時間」がかかっています。

独学を経験し挫折したことのある初心者さん11名に伺ったところ、平均して20~25時間/月が無駄になっています。

これをさきほどの時間給2,000円とかけ合わせると、40,000円~50,000円/月の機会損失が発生しているといえます。

ここでいう機会損失とは「本当はそれくらい稼げたかもしれないのに、別のことに時間を使ったので稼げなかった」ことを示します。

これは月でみた場合ですが、年でみるとどうでしょう?

年で見ると480,000円~600,000円の機会損失となります。

そこそこの金額になりますね。

英語の勉強もせずに本業や副業に力を入れておけば、これくらいは稼げたかもしれないのです。

英語が上達し自分の目標に近づきつつあるのなら、話は別です。

上達もしないのに機会損失だけをしていくのは、非常にもったいない。

独学をするということは、こういった「見えないコスト」にも注意する必要があるのです。

独学はモチベーションが保てない

そもそもですが、英会話を独学で勉強するのは至難の業です。

なぜなら話し相手がいないので、英会話の練習ができません。

練習もしていないのに、本番で力が発揮できるとは到底思えません。

ただ以前「一人二役」で英会話の勉強をされている、英会話の達人に出会ったことがあります。

文字通り、一人で二役を演じ、英会話の勉強を独学で行うのです。

この話を伺い、私も試したことがありますが三日坊主で挫折しました。

シンプルにモチベーションを保つのが難しかったです。

「モチベーションを保つ」ということ。

これは言い換えれば「自分との戦い」でもあります。

独学で必ずぶつかるのはこの「自分との戦い」なのです。

そして不幸にも、だいたいの方々が自分に負けます。

「この勉強法で本当に英語力伸びるのかな・・?」

「この単語って、いつどういう形で使うのが適切なんだろう・・分からない・・」

「いつになったら英語力が伸びるんだ・・・」

こういった「負の思考」というか「不安」が徐々に頭を支配し、精神を蝕んでいきます。

最終的に疲弊し、挫折につながっていくのです。

初心者さんは、経験者から学ぶのが一番の近道

以上のように、初心者さんに独学はおすすめしません。

ご理解いただけたかと思いますが、コスパが悪すぎるのです。

冒頭でもお伝えした通り、これは英語に限りません。

私は以前DTM(デスクトップミュージック)というパソコンで楽曲を制作していたのですが、初心者時代はやはりプロにお金を払って、ソフトの操作方法や音楽理論などを学習しました。

なぜならそちらの方が圧倒的に早くスキルが身につくからです。

実際に自分で調べながらだと3時間くらいかかっていたある操作が、プロに教えてもらったら1時間でできるようになりました。

自分のなりたい姿をプロにお伝えし、それを叶えるために何を行う必要があるかプロは知っています。

プロは初心者さんの課題を把握し、的確な筋道を立ててくれます。

航海士と一緒に目的地へ行くのと、素人が一人で目的地へ行くのとで、どちらが効率的に辿り着けるでしょうか。

航海士と一緒なら安心して、遠回りもせずに目的地に辿り着けるはずです。

本気でスキルを身につけたいと思われている初心者さんには、お金を出し渋らず、経験者から学ばれることをおすすめします。

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投稿者プロフィール

Tommy
Tommy英語壱番 代表
幼少~高校まで語学に興味はなく、大学時代に一念発起し、英語力に磨きをかける。卒業後、某メーカーの海外営業としてインドネシアに駐在し、東南アジアに位置するメーカーに製品の提案、販売に従事。現在は主に対面、オンラインの双方で英語を教えている。カナダと中国に留学経験あり。英語のほか、中国語、インドネシア語も堪能。
資格:TOEIC 970、HSK 6級