英語がいつまでたっても上達しない?実は〇〇が壁を突破するカギだった!

「英会話をもっとスムーズにできるようになりたいのに、なかなか上達しない…」

そんな悩みを抱えていませんか?スピーキングやリスニングの練習を頑張っているのに、なぜか思うように話せるようにならない…。

もしそんな壁を感じているなら、「リーディング」に目を向けてみてください。実は、英会話を上達させるための「カギ」は、リーディングにあるといっても過言ではありません。

「でも、リーディングって学生時代のテストみたいで、ちょっと苦手…」

「本当に、リーディングをして英語が話せるようになるの?」

そんな疑問や不安を感じる方もいるかもしれません。

この記事では、多くの方が見落としがちなリーディングの重要性と、具体的な学習方法について、わかりやすくご説明します。
読み終わる頃には、「リーディング、やってみよう!」そう思っていただけたら嬉しいです。

リーディングが英会話力を飛躍的に向上させる4つの理由

「リーディングは、直接英会話に関係ないのでは?」

と思う方もいるかもしれませんが、それは大きな誤解なんです。
なぜならリーディングは、インプットとアウトプットの橋渡しをしてくれる、とても重要な役割を担っているからです。

では、具体的にどのような点がリーディングが英会話力アップに繋がるのでしょうか。
ここでは、その理由を4つに絞ってご紹介します。

理由① 自分の弱点が明確になる

英文を読んでいて、つまずく部分はありませんか?

「この単語の意味がわからない…」

「この文の構造が理解できない…」

実は、読めない文章は、話すことも聞くことも難しいことが多いのです。
読めない原因を探ることで、

  • 文法のこの部分が理解できていない
  • この単語の意味を知らない
  • この表現に馴染みがない

といった、自分の弱点を客観的に把握できます。
これは、スピーキングやリスニングの練習だけでは、なかなか気づけないことです。

前から順番に意味が理解できない場合は、リスニング時の処理速度が遅い可能性あります。
そのためリーディングは、自分の英語力の「現在地」を教えてくれる貴重なツールなのです。

理由②単語熟語の定着率が向上する

単語帳を使って単語を覚えるのは、少し大変ですよね。例文が載っていても、なかなか記憶に残らない…という経験はありませんか?
実は、単語や熟語は、バラバラに覚えるよりも、文脈の中で覚える方が、はるかに効果的なんです。

ここで、少し考えてみてください。
私たちは、どうやって日本語の単語や言葉遣いを覚えたのでしょうか?
おそらく、ほとんどの人が、単語帳のようなものではなく、日常生活の中で自然に身につけたはずです。

例えば、子どもが「りんご」という言葉を覚えるとき。「りんご」と書かれたカードを見て覚えるよりも、お母さんが「はい、りんごだよ。美味しいね」と言いながら、赤い果物を見せてくれたり、絵本の中で「りんごが木から落ちました」という文章と一緒に、りんごの絵を見たりする方が、ずっと自然にそして深く「りんご」という言葉を理解できますよね。

これは、英語でも同じです。
長文を読む中で単語に出会うと、その単語がどのような文脈で使われるのか、どのようなニュアンスを持つのかが、自然と理解できます。

「あ、この単語はこういう場面で使うんだな」

「この単語には、こんな意味もあるんだな」

と、まるでパズルのピースがカチッとはまるように、知識が繋がっていく感覚を味わえるはずです。

理由③音読+録音でスピーキングとリスニングを強化

黙って読むだけでは、せっかくのリーディングがもったいないです。
声に出して読むことで、発音やリズム、イントネーションの練習にもなります。
英語らしい発音やリズムを身につけることは、スピーキング力向上に不可欠です。

またできれば自分の音声を録音して聞いてみましょう。

『あれ?この単語の発音、間違ってた』

『なんか、棒読みになっているな』
など客観的に自分の発音をチェックすることで、改善点が見つかりスピーキング力が向上します。

そして、正しい発音を身につけることは、リスニング力アップにも繋がります。
自分が正しく発音できる音は、聞き取りやすくなります。これは、脳が音と意味を結びつけて記憶しているからです。
音読と録音は、スピーキングとリスニング、両方の力を同時に伸ばせる、お得な学習法なのです。

理由④リーディングは知識の維持にも役立つ

普段英語を使う機会が少ないと、せっかく覚えたことも忘れてしまいがちですよね。
単語や文法、表現は、使わなければどんどん錆びついてしまいます。

でも、定期的にリーディングをする習慣があれば、学んだ知識を維持しやすくなります
毎日少しずつでも、英語に触れる時間を作ることで、脳は英語を「必要な情報」として認識し、記憶を保持しようとします。リーディングは、英語力の「メンテナンス」にもなるんです。

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英会話力を高める効果的なリーディング学習法

それでは、具体的にどのようにリーディング学習を進めれば良いのでしょうか。
ここでは、5つのステップでご紹介します。

①ステップレベルに合った教材を選ぶ

②精読と多読を組み合わせる

③音読・録音を実践する

④リテンションに挑戦する

⑤リーディングを習慣化する

ステップ①レベルに合った教材を選ぶ

「自分に合ったレベルの英語教材を見つけるのは難しい…」

「小説やブログ記事を読んでみたけど、単語や文法を調べるのが大変で挫折した…」

そんな経験はありませんか? 実は、教材選びは英語学習の最初の難関
特にリーディング教材は、レベルや内容が多岐にわたるため、選定に迷う方も多いでしょう。
過去に『英語壱番』でも、生徒さんに小説やブログ記事などを教材として提供したことがありました。しかし、

  • 自分のレベルに合ったものを見つけるのが難しい
  • 知らない単語や文法を逐一調べるのが大変

といった理由で、途中で挫折してしまう方が多くいらっしゃいました。

そこで、現在『英語壱番』が自信を持っておすすめするのが、旺文社が出版している『【音声アプリ対応】英検®3級 文で覚える単熟語 4訂版 (旺文社英検®書) 』と旺文社が出している英検®用の「文で覚える単熟語帳」です。

引用元:旺文社

なぜ「文で覚える単熟語帳」がおすすめなのか?

この教材は、英検®対策用として作られていますが、実は英会話力アップにも非常に効果的なんです!

  1. レベル別で選びやすい
  2. 長文の中で単語・熟語を覚えられる
  3. 音声アプリ対応でリスニング対策もバッチリ
  4. 精読・多読、どちらにも最適

中学英文法・単語が心配な方は、3級・4級レベルからスタート。
中学レベルは大丈夫だけど、高校レベルに不安がある方は、準2級・2級がおすすめです。

このように「文で覚える単熟語帳」は、まさに一石二鳥、いや、一石四鳥の優れた教材なのです。
ぜひ、あなたの英語学習に取り入れてみてください。

ステップ②精読と多読を組み合わせる

精読・・・文法や単語を確認しながら、一文一文を丁寧に理解していく

多読・・・わからない単語があっても、ある程度は推測しながら読み進め、全体の意味を掴むこと

精読で文法や語彙の知識を深め、多読でそれを実践的に使う練習をする。この両輪があってこそ、英語力は着実に向上します。

精読と多読を組み合わせ、より効果的に英語力を伸ばしましょう。まずは精読で基礎を固め、徐々に多読の量を増やすのがおすすめです。

ステップ③ 音読・録音を実践する

正しい発音を意識しながら、声に出して読みましょう。最初はゆっくりと、慣れてきたら徐々にスピードを上げていきます。
そして、自分の音声を録音して、客観的に評価してみてください。
発音矯正ツールやアプリなどを活用するのも良いですね。自分の発音の癖や弱点に気づくことで、改善点が見つかります。

ステップ④リテンションに挑戦する

リテンションとは?

聞いた英文を一時的に記憶し、正確に復唱したり、別の言葉で言い換えたりするトレーニング法です。

少し難易度が高いですが、効果は絶大です!リテンションを行うことで、以下の4つの点が確認できます。

  1. 文法の理解を確認できる
  2. 単語・熟語の意味がインプットされているか確認できる
  3. 単語の正しい発音がインプットされているか確認できる
  4. 文章を復唱・言い換えできるか確認できる

「聞いた英文が頭に残らない」

「細部まで聞き取れているか不安」

と感じた経験はありませんか?
リテンションは、初心者の方だけでなく、TOEICで高得点を取っている方でも、意外と苦戦することが多いんです。
それはリテンションでは、ごまかしがきかないからです。

例えば、"I usually get up at 6." というシンプルな英文でも、

  • 「I get 6.」
  • 「I get up 6.」
  • 「I usually…なんだっけ?」

といったミスが起こることがあります。
これは、基礎知識が不足しているサインです。
リテンションをすることで、「なんとなく聞こえている」状態から、「細部まで正しく聞き取れている」状態へとレベルアップできます。
最初は短い文章から始め、徐々に長い文章に挑戦していくのがおすすめです。

ステップ⑤リーディングを習慣化する

何よりも大切なのは、継続することです。毎日少しずつでも、英語を読む時間を作りましょう。1日10分でも、15分でも構いません。
通勤時間や寝る前、お風呂に入っている時間など、スキマ時間を活用するのがおすすめです。

「今日は疲れたから、明日まとめて読もう…」

ではなく、

「今日は5分だけ読もう!」

と、ハードルを下げてでも、毎日続けることが大切です。習慣化してしまえば、リーディングが苦にならなくなりますよ。

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『英語壱番』でリーディングを取り入れた英会話レッスンを体験!

英会話教室『英語壱番』では、リーディングを重視したカリキュラムで、あなたの英会話力アップをサポートします。

「でも、英会話教室って、スピーキングが中心じゃないの?」

と思われるかもしれませんね。

『英語壱番』では、スピーキングやリスニングの練習と効果的に連携させることで、より実践的な英語力を身につけることができます。
リーディングで得た知識を、スピーキングやリスニングで活用することで、より深く、確実に英語を習得できるのです。

経験豊富な講師陣が、あなたのレベルや目標に合わせて、丁寧に指導します。
特に、初心者の方や、伸び悩みを感じている中級者の方には、手厚いサポートをご用意しています。

『英語壱番』では、シャドーイングよりもリテンションに力を入れたレッスンを行っています。
繰り返しリテンションを行うことで、自然と英文が聞き取れるようになることを実感していただけるはずです。
また、個別の学習プランを作成し、あなたの弱点克服を徹底的にサポートします。

まずは、無料体験レッスンで、『英語壱番』の学習メソッドを体験してみませんか?

「本当に、リーディングで英会話が上達するの?」

という疑問を、ぜひ解消してください。

まとめ

英会話の上達には、リーディングが欠かせないことがお分かりいただけたでしょうか。
リーディングは、自分の弱点を発見し、語彙力を高め、スピーキング力とリスニング力も向上させる、まさに一石四鳥の学習法です。

「読む」「聞く」「話す」は、それぞれ独立したスキルではなく、密接に繋がっています。
リーディングを通して、これらのスキルをバランスよく伸ばしていくことが、英会話上達への近道です。

ぜひ、今日からリーディングを学習に取り入れて、英会話の壁を突破しましょう。
そして、もし『一人ではなかなか続けられない』、『もっと効率的に学習したい』と感じたら、『英語壱番』がお手伝いします。

私たちと一緒に、あなたの英語学習の目標を達成しませんか?

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投稿者プロフィール

Tommy
Tommy英語壱番 代表
幼少~高校まで語学に興味はなく、大学時代に一念発起し、英語力に磨きをかける。卒業後、某メーカーの海外営業としてインドネシアに駐在し、東南アジアに位置するメーカーに製品の提案、販売に従事。現在は対面、オンラインの双方にて英語を教えている。カナダと中国に留学経験あり。英語のほか、中国語、インドネシア語も堪能。
資格:TOEIC 970、HSK 6級